いつが狙い目? 税理士業界の「就職活動すべき時期」「求人が増える時期」について解説!
近年、税理士業界は人手不足のため、
年間を通じて採用活動を行っているところも多いですが、
特に活発になるタイミングが大きく2つあります。
①税理士試験後(8月中旬~10月頃)
年間を通してもっとも採用活動が活発になる時期です。
事務所は閑散期なので、この間に採用・教育を行うため、
未経験者向けの求人が増加します。
もちろん、その分同時期に動き出すライバルも多いですが、
未経験の方であれば、特にこの時期に活動されるのがお勧めです。
ただ、当然この時点では試験の合格発表はされておらず、
結果は自己採点などで予想を立てるしかありません。
もし試験の手ごたえに自信がなく、仮に落ちているのであれば、
もう1年勉強に専念しようかな~と思われている方は、
結果発表を見てから動く方が確実かもしれません。
(もちろん、もし落ちていた場合でも、
勉強と両立ができそうな求人を探すのも良い方法です!)
②税理士試験発表後(12月中旬~2月頃)
試験後の次に求人が増える時期です。
ただ、事務所は年末調整や確定申告期に入り、繁忙期となりますので、
内容としては経験者向け求人の割合が多くなります。
(確定申告の短期派遣も増加します。)
また、この時期に入社を考えている方は、
未経験者の場合、夏ほど丁寧に時間をかけて
業務を教えられる時期ではないことに注意が必要です。
ただ、科目合格や官報合格をされていた場合、
その資格をもって、よりハイレベルな求人に応募できるようになったり、
アピールポイントが増えて、選択肢も広がる可能性があります。
自分が受けたい求人の応募条件によって、結果発表後を選ぶメリットもありますね。
ご自身の状況に合った動くべきタイミングを抑えることで、
選択肢を広げ、スムーズに就職活動を行うことができますので、ぜひ参考にしてください!