税理士業界の面接対策について解説!
大原キャリアスタッフのアドバイザーは、
これまで税理士業界での面接に数多く同席してきました。
今回は実際の事例も交えて、面接対策の一部をお伝えしたいと思います!
面接では誰もが緊張されますし、数多く経験していることでもないので、得意な方は少ないと思います。
ただ、よくあるパターンとして、まず気になる点は、
緊張のあまり元気がなく、伏し目がちで、自信なく話をされる方が多いことです。
面接は自分を売り込む場所であり、そのためには、面接官の視覚(目)と聴覚(耳)に
自分自身を伝えることができるかが大切です。
まったく同じ内容の話であっても、自信を持ってはきはきと、堂々と受け答えをするだけで
面接官の受け取る印象は大きく変わります。
日常から相手の視覚と聴覚を意識して話すことを心掛けましょう。
税理士資格とは働きながら科目合格を積み重ね、官報合格を目指す国家資格で、
試験合格と共に実務経験も必要となります。
ですが、面接時に志望動機を質問された際に、ついつい言ってしまいがちなNGワード、
それは「実務経験を積むためです」というワードです。
面接官は志望動機の回答として、
なぜこの業界を志望して、入社後は事務所に対してどのような貢献ができて、
将来的にどんな税理士になりたいかなどの回答を期待しています。
「実務経験を積むためです」というワードは、
相手の立場に立つことができておらず、自分の資格取得だけを考えている方だと捉えられるリスクがあります。
とある面接官は面接の際に上記NGワードの回答に対して、
「ここは実務経験を積む学校じゃないよ。お客様に貢献して、その頂いた顧問料から給与をもらう会社だよ。」と仰られていました。
初めて就職活動される方は特に、
「社会で働く」という意味を理解して面接に臨みましょう。
こちらの記事にも掲載されていますが
採用担当者が重視しているポイントのひとつが「協調性」です。
「働く」とは、「はた(傍)を楽にする」とも言われています。
分かりやすく言うと、他者を楽にすること、負担を軽くするということですね。
これは税理士業界に限ったことではありませんが、
社会人として働くうえで、メンバー同士の協力は必要不可欠です。
たとえば、自分の仕事が終わっても、
他に手伝えることはないか?困っている人はいないか?など、
積極的に周囲に声をかけられるような人材を、どの組織も求めています!
部活動やサークル、バイトなどの日常生活の中でも、
こういった協調性を磨くことはできますので、普段から心がけて過ごしてみてください。
その姿勢が面接対策や、社会に出てからも役に立つはずです!
面接対策は、定期的に行っている≪税理士法人・会計事務所≫就職・転職セミナーや、
≪税理士法人・会計事務所≫スタートダッシュセミナー、12/18.22開催の就職フェアでも
より具体的に詳細をお伝えしますので、少しでもご興味のある方はぜひご参加ください!