税理士業界で求められる人材とは?
~採用担当者への調査をもとに解説!~
税理士法人・会計事務所が採用活動を行ううえで重視しているのは、スキル・経験・資格だけではありません。
もちろん、実務経験者の場合はどのような経験を積んできたのか、
資格をお持ちの方はどのような資格・知識を持っているのかも判断基準の1つとなりますが、
大事なのは、あなたがどのような人なのかという人柄の部分です。
特に未経験者の場合は、この人柄をしっかりアピールできるかどうかが重要になります。
今回は、2021年夏に開催されたオンライン就職面談会にご参加いただいた事務所へのアンケート結果をもとに
税理士業界で求められる人物像について紹介していきます!
1番多かった声は、同率で「協調性」と「責任感」でした。
事務所のメンバーの一員として働くうえで、
従業員同士で協力し合うことできる協調性が必須となってくるのは言うまでもありません。
また、顧問先の数字を扱い、それをもとに決算書・申告書の作成から経営についてのアドバイスまでを行う
税理士・税理士補助という仕事においては責任感も特に重視されます。
3番目の「素直さ」についても、仕事をしていくうえでとても重要です。
誰しもミスや失敗をしてしまうものですが、まずそれを素直に認めることが成長への第一歩です。
他にも以下の内容を重視したいという声もありました。
どれも税理士業界で活躍していくために、そして税理士になるためにも重要な要素です。
今回取り上げた項目を参考に、自分自身のどういうところをアピールするかを考えていただければ、
書類選考や面接の中でも良い印象を与えることができるようになっていくのではないでしょうか。
また、もし苦手と感じていたり、自分には足りていないと感じる項目があった方は、
それを克服していけば就職・転職活動だけでなく入社後の活躍にもつながっていくでしょう。
もちろん、事務所の雰囲気や従業員のバランスによって求められる人物像は異なるので、しっかりリサーチしていくことも大切です。
すでに就職・転職活動をされている方も、これからの方も、ぜひ参考にしてみてください!